大森ロッヂ – Omori lodge – / リノベーション賃貸昭和長屋

ニュースNews

大森ロッヂ – Omori lodge – / リノベーション賃貸昭和長屋 > News/ニュース > 大森ロッヂ・運ぶ家/2015年度グッドデザイン賞を受賞♫

大森ロッヂ・運ぶ家/2015年度グッドデザイン賞を受賞♫

2015/09/29 13:30:06 News/ニュース by Omori-lodge 

この度、“大森ロッヂ・運ぶ家”が2015年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞いたしました。
「賃貸住宅の既成概念を飛び越え市場に新風を吹き込む。大森ロッヂの進化形として街に発信する建築をつくる」をデザインコンセプトに取り組んだ結果、特に「計画にかかわる人々の相互の関係を作りながら設計を進めるという賃貸としては新しい設計プロセスも、評価できる。」として高く評価されました。

概要

昭和の趣を残す8棟の木造住宅を順次リノベーションして作りあげてきた大森ロッヂでは、路地を介した入居者間の緩やかなつながりをもつコミュニティが様々なイベントを通じて育まれてきました。今回その敷地の一角に新築された店舗付き2戸長屋「運ぶ家」は賃貸住宅建築の新しい仕組みにチャレンジしています。

賃貸でありながら入居者を先に決め、施主、設計者、入居者2組の4者により、入居者があたかも自宅を建てるのと同じようなプロセスを経て本プロジェクトは進められました。路面の飲食店舗および2階テラス空間が地域と繋がり、これまでの路地とも繋がります。新しく動き出す街の起点としてこの建築は設計されました。

○受賞対象名:店舗付き長屋 [運ぶ家(大森ロッヂ新棟)]
○プロデューサー:矢野一郎・矢野典子
○デザイナー:古谷デザイン建築設計事務所/古谷俊一・宮脇久恵・後藤芽衣

グッドデザイン賞審査委員による評価コメント(担当審査委員/古谷誠章・篠原聡子・中村拓志・松村秀一)

すでに大森ロッヂという8棟の賃貸住宅のある敷地の一角に計画され、単に一棟の建築としてではなく、面的に思考されており、一階の店舗や二階のテラスは、楽し気な場所を周囲に提供している。入居者、施主、設計者が計画当初よりプロジェクトに当事者として参加するという、計画にかかわる人々の相互の関係を作りながら設計を進めるという賃貸としては新しい設計プロセスも、評価できる。
※受賞詳細はグッドデザイン賞ウェブサイトの紹介ページをご覧ください。

グッドデザイン賞受賞展「グッドデザインエキシビション2015(G展)」に出展

2015年10月30日(金)から東京ミッドタウンで開催される、最新のグッドデザイン全件が集まる受賞展「グッドデザインエキシビション2015(G展)」会場で、大森ロッヂ・運ぶ家が本年度受賞デザインとして紹介されます。

会期:10月30日(金)〜11月4日(火)
会場:東京ミッドタウン(東京都港区六本木)
http://www.g-mark.org/meeting

グッドデザイン賞とは

グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。これまで59年にわたり、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、のべ受賞件数は40,000件以上にのぼります。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞で、グッドデザイン賞受賞のシンボルである「Gマーク」は、すぐれたデザインを示すシンボルとして広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/

Share this article
Share this website